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伝統工芸品

高岡漆器

漆器 | 富山県 | 知る

高岡漆器は富山県高岡市を産地とする漆器で、お盆や文箱などの実用品から室内調度品まで多岐にわたる製品が作られています。「青貝塗」、「勇助塗」、「彫刻塗」という3つの代表的な技法があります。 青貝塗 一般に貝を貼り付けた漆器のことを螺鈿(らでん)と呼びますが、高岡漆器では、青貝塗と言います。薄く加工した鰒(あわび)や夜光貝、蝶貝、孔雀貝等、色艶と輝きをもった貝殻を刀・針等を用いて三角形や菱形の細片をつくり、これを組合せて黒い漆の上に貼り付け、山水・花鳥等を表現する技法です。使う貝の種類によって、また切った貝一枚一枚が、違った色や模様を放っていますが、それぞれの貝をデザインに合わせて選び、絵を描いていきます。下地の黒い漆が透けて貝が青く見えることから「青貝塗」と呼ぶようになったと言われています。青貝塗は貝の輝きによる華やかな趣が特徴的です。

生活

団扇

日用雑貨 | 夏 | 知る | 楽しむ

団扇(うちわ)とは竹でつくった放射線状の骨組に紙を貼って作られる、簡易冷房ツールです。使い方は簡単であり、片手にもって上下、または左右に振って風を起こし、涼をとるものです。 もともとは中国より伝わったものですが、うちわの歴史はかなり古く、エジプトの壁画にも書かれています。用い方も従者に大きいうちわを持たせ、仰がせて涼をとると同時に自分の権威を示すものとして、あるいは中国の貴婦人が自分の顔をかくしたり、ファションツールとしたり、南国では日陰用になど色々見られます。 日本では、独特の竹細工の技術や和紙の技術により、色々なうちわが生まれました。

伝統工芸品

べっ甲細工

その他工芸品 | 東京都 | 長崎県 | 大阪府 | 知る

飴いろに光り輝く上品な豪華さ、海の宝石といわれるウミガメ「玳瑁(タイマイ)」の甲の部分を歴代の職人たちの創意工夫により見事な作品として昇華させたものが「鼈甲(べっこう)」という日本が誇る伝統工芸品です。その歴史ははるか秦の始皇帝の時代にまでさかのぼり、当時の王冠の装飾として使われていたほどの貴重なもので、その技術が300年ほど前、国際貿易の街長崎にわたってきたとされています。本来は「玳瑁細工」と呼ばれるべきこれらの作品が「べっ甲=すっぽんの甲」と呼ばれているのは、江戸時代贅沢な品々を禁止されていた時期に、商人たちが「これは絢爛豪華と言われる玳瑁の甲ではなく、品質が悪いべっ甲でございます」と言い訳して逃れていたことの名残とか。このことからも、当時は玳瑁細工を持つことができる人たちは、身分の高い人に限られており、私もいつかは玳瑁細工の品を持ちたいという憧れの品でした。それが身分制度が崩壊し、少しずつ一般の人たちも手に入れられる存在となり、今ではお土産品や贈答品とし高い評価を受けるに至ります。

伝統工芸品

三川内焼

陶磁器 | 長崎県 | 知る

長崎県佐世保市三川内町で400年の歴史を誇る伝統工芸品「三川内焼」。その始まりは安土桃山時代に時の将軍豊臣秀吉の朝鮮出兵においてすぐれた陶工を日本に連れて帰り、日本で窯を開かせたのが始まりとされています。 三川内焼の特徴の一つにその透き通るまでの白さがありますが当初は良い材料が平戸島内で見つからず、様々な場所を回り探し求め、それら陶工たちが最後に行き着いた場所が三川内だったとのことです。1670年代に当時は砥石として天草より移入されていた白い石を発見し、試し焼きしたところ、優秀な陶石であることがわかり、その後、天草陶石と網代陶石の調合によって、純白の白磁を完成させるに至り現在の三川内焼の根源たる基礎を築き上げることになります。

伝統工芸品

江戸切子

ガラス細工 | 東京都 | 知る

ガラスの表面をさまざまな形に彫刻し、独特の模様を施した江戸切子。その色あいは時に涼しげに、時に華麗な印象を与えてくれます。江戸切子は江戸時代、江戸大伝馬町(えどおおでんまちょう)で当時ガラス細工を商っていた加賀屋久兵衛(かがやひさべえ)が、ガラスの表面に模様を入れたのが始まりとされています。その後明治時代になると、ヨーロッパの優れたガラス細工の技法や用具が日本に伝えられ、さらに時代とともにガラス素材の開発やクリスタルガラスの加工技術などが進歩し、現在にいたっているとのことです。 その製造工程は、

伝統工芸品

加賀友禅

染色品 | 石川県 | 知る

加賀友禅は江戸時代に「宮崎友禅斎」により始められたと伝えられており、その名前を取り加賀友禅とされたとのことです。その時代を経ても飽きることのない文様と着たときのハッとするような美しさから、和服を着る人は、いつか加賀友禅を持ちたいと思わせるほどのものです。 加賀友禅の特徴は、作者の心が一貫して伝わるように分業を避け、また手作業を守り続けてきたことにより製作までは手間がかかりますが、作者の技法はもちろんほんものへのこだわりの精神を感じられることです。 また、具体的な特徴としては、その文様は自然や古典をモチーフにしている絵画朝のものであることが挙げられるでしょう。

伝統工芸品

金沢箔

工芸用具・材料 | 石川県 | 知る

私たちは日常、様々なシーンにおいて金色に装飾された品々をよく見かけます。 それは、食器であったり花瓶であったり仏像だったりします。そういった金色に装飾された品々に、使われるものが金箔であり、日本全国で使われる金箔のおよそ98%を生産しているのが金沢箔なのです。 金箔は一万分の1ミリという薄さで、目の前にかざすと向こう側が透けるほど薄いものです。それはコインほどの大きさと厚さの金合金(金に銀や銅を混ぜたもの)を畳一枚分に均一に伸ばしていくほどの薄さであり、しかも金色の輝きは失わせないように製作する必要があるので、非常に熟練した技が必要になります。また、合金を叩いて伸ばしていくのですが、その際に合金を和紙に挟んで叩きますので、どのような和紙を使うかということも大切な要素であり、和紙の品質次第で金箔の出来が変わってくるほどです。つまり、優れた品質の金箔を製作するのに必要な技術は、和紙に挟んで叩いて伸ばしていく技術とその和紙をつくる技術ということになるでしょう。ちなみに金沢箔の製造工程はおおまかに次のようになります。

伝統工芸品

七尾仏壇

仏壇・仏具 | 石川県 | 知る

石川県七尾市では仏壇・仏具、みこしがつくられており、七尾仏壇として国の伝統的工芸品に指定されています。七尾が日本でも有数の仏壇の産地となったことには、二つの背景があります。まずひとつめは能登には、勢力を持つ寺院が点在しており、信仰心の厚い土地柄であったことに加え、1471年の蓮如上人により浄土真宗が能登一円に普及したことです。もうひとつは能登地方が昔から祭りが盛んな土地柄だったために、祭りの象徴である神輿などは七尾で造られていました。このような背景から漆や彫刻、飾り金具といった神輿をつくる技法を持った、塗師・木地師・金具師・彫刻師など地元石川の工芸職人が神社仏閣の建造や仏壇彫刻にかかわったことが、豪華絢爛な七尾仏壇の基礎になったと言われています。また、豪華さのほか、堅牢な造りも七尾仏壇の特徴です。交通の便が悪い能登の山道を運ぶため、完成した仏壇は運搬に耐える頑丈な造りが七尾仏壇の必須条件だったのです。

生活

七夕

年中行事 | 七月 | 知る | 楽しむ

日本では月と日が重なる日は、大きな行事が多く組まれています。 1月1日はお正月であり、元旦と呼んで(一年の始まりの意味)国民の多くが初詣でをします。3月3日は「おひな祭り」、5月5日は「子どもの日(端午の節句)」そして7月7日が『七夕』の日です。 この七夕には織姫という女性(こと座のベガ)と牽牛という男性(わし座のアルタイル)が年に一度天の川を渉ってデートする、その日が7月7日であると言われています。 この伝説は古く、古代中国における宮廷の行事と日本の民話が結びついて、平安時代の頃から貴族の間で始まり広がっていったようです。七夕に関する物語もいろいろありますが、最も一般的な物語としては、機を織っている娘がよく仕事をするので天の神様が、天の川の向こう岸にいる牽牛という男性とのデートを仲介してあげたのです。すると二人は激しい恋に陥り夢中になって、二人とも仕事しなくなってしまいました。これを見た天の神様が怒って、二人を天の川の両岸に引き離してしまったのです。その結果二人の傷心ぶりは大きく悲しみ明け暮れることになりました。そこで天の神様が二人を哀れに思い、年に一回だけ天の川を渉って逢えるようにしてあげたという物語です。

正月に食べる餅の入った汁物料理。日本各地で様々な雑煮の種類がある。
食べ物

雑煮

特別な料理 | 一月 | 知る

お雑煮は正月に食べるおせち料理と並ぶ日本の伝統食のひとつです。これを食べることができるのは、お正月だけ。「雑煮」とは、「煮雑(にまぜ)」が語源で、外見はカリッ、中身はとろっとしたお餅を中心に、野菜や海鮮物など地方によってさまざまな具を煮合わせてつくります。雑煮のメインであるもちは昔から歳神様のお供えものとしてあげており、大変縁起の良い食べ物とされています。もちの形は地方によって異なり、関西では円満の意味から丸餅が多く、東京では手っとり早く数多く作ることができる角餅がよくつかわれています。 そもそもなぜ、お餅を汁物の中に入れて食べるようになったのでしょう。ぺったんぺったん、つきたてのお餅なら、砂糖醤油をつけて海苔をまいたり(磯辺焼き)、きなこか小豆(あずき)と一緒に食べたりするだけでも、十二分においしいのです。

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