織物

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伝統工芸品

桐生織

織物 | 群馬県 | 知る

桐生織は国が認める伝統的工芸品の一つで、「西の西陣・東の桐生」と評されるほどの、絹織物の代表的な存在です。桐生織の着物は、落ち着いた風合いで長く着ることができる作品が多く、またしっかりとした作りは着る人に安心感を与えてくれます。桐生織の帯も特に有名で、独特の製法によりはっきりと現れる華やかな文様が和服を着る多くの人たちに愛されています。 桐生織の歴史は1300年ほど前まで遡ると言われています。かつては仁田山紬(にたやまつむぎ)と呼ばれていた桐生織を一躍全国的に有名にした出来事が1600年の関ヶ原の戦いです。このとき、徳川方(新田義貞)より依頼された旗絹を2410疋(ひき)をたった一晩で織り上げ、さらにそれを掲げた徳川軍が戦争に勝ったことで、縁起のいい品として、その名を更に不動のものとしました。その後海外から入ってきたジャガードなどの技術を積極的に取り入れ、現在では国内はもとより海外にも向けて積極的に展開をしており、日本国内において、桐生織の故郷桐生市は、ファッション最先端の街として全国的に有名です。

伝統工芸品 スペシャル

森秀織物

織物 | 群馬県 | みる

森秀織物は明治10(1878)年に半農半工の形式で始まりました。当時は今のような力織機ではなく、手機足踏み等でした。その後初代の森島秀が力織機による御召の製織に成功し、以来機械化を進め、現在のような設備と方法になりました。昭和9(1934)年、天皇陛下群馬県下行幸の際、森秀織物謹製紋御召を御買上げの栄に浴しております。戦時中は織物、特に御召など高級織物の製造は極度に制限されましたが、森秀織物は御召製造技術保存工場に指定され、その技術を維持、戦後の復興に寄与致しました。また、昭和40(1965)年11月には、皇太子殿下、昭和50(1975)年6月には浩宮殿下、義宮殿下、高松宮殿下、秩父宮殿下の御来臨をいただいております。昭和56(1981)年5月に、「織物参考館<紫>」を設立し、桐生の歴史と織物文化を知る一つの窓口として運営しております。森秀織物の作品は、ショッピングサイトからもお買い求めいただけますので、ぜひご利用ください。

伝統工芸品

宮古上布

織物 | 沖縄 | 知る

宮古上布は沖縄県の宮古島を産地とする織物で、着物地として使われています。麻織物ながら、麻とは思えないなめらかさ、しっとりとした上品なつや、糸は細く、絣模様は精緻で、織り上げた布はロウを引いたように滑らかな手触りで、通気性に富み、三代物と言われるほど丈夫で長持ちすることが特徴です。この宮古上布の魅力の秘密は、手績みの細い糸を使っていること、仕上げに「砧打ち」をすることだけでなく、細かな絣(かすり)模様にもあります。沖縄には様々な織物があり、それらは線で柄を作ることが多いのに対し、宮古上布は白い小さな十文字(十字絣)を無数に織り込んで、紺色の柄を浮き上がらせる、しかも総絣といって、花、亀甲、銭玉などの柄を布全体に繰り返し入れるのが特色です。この宮古上布は日本四大上布のひとつとされ、夏の着物の最高級品として、稀少品として、着物ファンたちのあこがれになっています。

伝統工芸品

置賜紬

織物 | 山形県 | 知る

置賜紬は、置賜地方で生産されている織物の総称で、主に着物地、袴、帯、袋物に使われています。産地は大きく3つに分かれ、米沢草木染、長井紬の緯総絣・併用絣、白鷹紬の米琉板締小絣(よねりゅういたじめこがすり)・白鷹板締小絣(しらたかいたじめこがすり)という種類があり、産地によって工程は異なりますが、いずれも糸を先に染めてから織る先染めの平織(ひらおり)です。歴史的には、8世紀初めに始まり、江戸時代初めに、領主の上杉景勝が奨励したことで産地としての体制が整いました。江戸時代中期に第9代藩主上杉鷹山が越後や京から織物職人を呼び寄せ、家中の女子に技術を習わせ、元来養蚕の盛んだった白鷹では農民に機を織らせたことで、置賜の地に紬の技術が根付き、藩の財政回復にも貢献したといわれています。また、鷹山公は寒さ厳しいこの地で、農作物が不作の時には食糧危機を救うこともでき、染色にも使うことができる胡桃、栗、梅、ざくろ、などの植林を積極的に行い、置賜紬の発展を促しました。

伝統工芸品

久米島紬

織物 | 沖縄 | 知る

久米島紬は、日本の紬の発祥の地と言われている久米島の織物で、主な製品としては、着物地、洋装、帯、テーブルクロス、のれん、小物類があげられます。歴史的には、14世紀頃、南方貿易により伝わったインドをルーツとする製織法に加え、中国から養蚕の技法等を習って島民に教えたのが織物の始まりと伝えられ、17世紀前半には織りの基礎が固まっていたと言われています。 同じ沖縄の織物でも「宮古上布」は分業制ですが、久米島紬は分業がなく、染色に使う木を割って洗い、図案を作り、織って、仕上げるまでの工程をすべて一人でこなします。

伝統工芸品

結城紬

織物 | 栃木県 | 群馬県 | 知る

結城紬は、茨城県、栃木県で生産され、着物地、帯に使われる絹織物です。国の伝統的工芸品のみならず重要無形文化財にも指定されています。 結城紬の魅力としては、絹でありながら木綿織風の素朴さがあり、真綿(まわた)のようにやわらかく、軽くて暖かくて、しわにならないということがあげられます。また、絵柄も伝統を生かしつつ、時代の変化にあわせて工夫されてきました。明治時代の結城紬は縞模様や、簡単な縦横絣でしたが、大正時代には横糸絣による絵絣が流行し、昭和初期には亀甲などの小絣を駆使した「細工絣」が考案されました。

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