石工品

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伝統工芸品

若狭めのう細工

石工品 | 福井県 | 知る

若狭めのう細工は、福井県小浜市を産地とする、 「めのう」という石を使って細工した工芸品で、装身具、置物、茶碗、風鎮(ふうちん)などが生産されています。 めのうは通常1~10で表現される硬度が7(ダイヤモンドは10)と非常に硬く、彫刻の素材としてはきわめて特殊であると言われています。 若狭めのう細工では、雄鶏と雌鶏や鯉などの動物がよく題材にされます。それは、赤く燃え上がる炎のような発色を生かして表現されるにふさわしいモチーフだと言えるでしょう。このようなあざやかな発色は、世界的にも珍しい「焼入れ」という技術によって生まれます。もともと灰色の原石に熱を加えることで、鉄分が酸化して赤く発色するのです。「焼入れ」という技法がどのようにして発見されたのかはわかっていませんが、焚き火などで赤く変色する石があることを誰かが見つけ出したのではないかと言われています。また、もうひとつの魅力は、美しい艶とひんやりとした石肌のなめらかな手触りです。これは、「焼入れ」のあとに行われる「磨き」の作業によって出てきます。ろくろに取り付けた鉄ゴマに研磨剤の金剛砂(こんごうしゃ)をかけてめのうを磨くのですが、砂を少しずつ細かくしながら何度も何度も磨きます。

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