はまりきゅうおんしていえん
浜離宮恩賜庭園
庭園 | 東京都 | 観光する ◢
高層ビルが立ち並ぶ汐留のビル街の一角に、緑に囲まれた閑静なたたずまいを見せるのが、江戸時代の大名が作らせた、日本を代表する庭園である「浜離宮(はまりきゅう)」です。
歴史を紐解くと、江戸時代の4代将軍家綱の弟である松平綱重が、この地に屋敷を建築することが許されたことが始まりで、その息子である家宣が6代将軍になったことをきっかけに、将軍の御殿となり、当時は「浜御殿(はまごてん)と呼ばれていたとのことです。その後子孫代々に渡り、増改築を繰り返しながら今の姿になりました。江戸幕府が滅びてからは、皇室の離宮となり、名前も今の「浜離宮」と命名されたのです。
ただし残念ながら現在の姿は、関東大震災や戦災で焼失してしまった建物もあり、かつての面影とは違った様子となっています。
この庭園の特徴は、潮入りの池と言って、海水を庭園内に引き込み池を作り、潮の満ち引きによってその様子を変えると言った、趣のある工夫が凝らされています。時間や季節によって見え方が異なり、さらに言えば訪れるごとに微妙に変化している様子は、茶道の心得のひとつ「一期一会」精神にもつながるものが感じられます。
その他の見どころとしては、潮入りの池に浮かぶ中島に、歴史を感じさせる建物があり、その中で抹茶を味わいながら、広々とした庭園をゆっくり眺めることができます。また、江戸時代の6代将軍家宣が、浜離宮を大改修した折にその偉業をたたえ植えられたとされる「三百年の松」があります。
枝が大きく左右に広がる壮大な姿は、写真には収められないほどの大きさがあります。
さらに季節によって、春は「菜の花」、夏は「ハナショウブ」「アジサイ」「サルスベリ」、秋は「キバナコスモス」と違った花を楽しめることもこの庭園の特徴です。
東京駅からのアクセスもよく、便利な場所にありますので、東京にお寄りの際には訪れてみるのもよいのでしょう。







(ワノア)は株式会社わのあの登録商標です。【登録第5115867号】