お問合せ先

日枝玉峯堂
電話 0836-67-0641
ファックス 0836-67-0641
メール akama793 アット abeam ドット ocn ドット ne ドット jp
住所 〒757-0214
山口県宇部市大字西万倉岩滝793

場所

日枝玉峯堂 Map

宇部空港から車で約45分
山陽新幹線厚狭駅から車で約20分
JR宇部、厚東、小野田駅から車で約20分
山陽自動車道小野田インター、埴生インターから約25分
中国自動車道美祢インターから約25分
・定休日…不定休(見学前にご連絡いただけるとありがたいです)。

営業時間

営業時間
9:00 - 19:00
休業日
不定休

駐車場

料金 無料
バス 2台
公衆トイレもあり。
Shop

ひえだぎょくほうどう

日枝玉峯堂

文具 | 山口県 | 買う

山口県の空の玄関口、宇部空港のある宇部市。その山間部に江戸期より赤間硯の原石を採石し、製作・販売をしている小さな集落があります。古くは集落の大半が硯関係の仕事をしていましたが、現在では三軒のみとなりました。その中の一軒が「日枝玉峯堂」です。当店では三代目 玉峯とその長男 陽一が、硯石の採石から製作、販売までを一貫して行なっています。まず採石ですが、当店所有の採石場(坑道)を持ち、硯に最も適しているとされる地下10メートルから25メートルの間の、良質な石層のみを採掘しています。次に製作ですが、赤間硯の定番形体から、中国や朝鮮半島の古典的な硯、日本伝統工芸展などの公募展出品作品や現代感覚の硯まで、一点一点昔ながらの手仕事で行なっています。最後に販売ですが、工房隣りの自宅の一室で展示・販売を行なっています。公募展受賞作品や入選作品は常に展示していますが、お客様の望まれる実用硯や彫刻硯は常に展示・販売しているとは限りません。その理由は、硯は固形墨を磨る場所と墨液を溜める場所があれば形体は自由ですから、硯の種類は無限であるということと、手彫り・手磨き・漆仕上げのために、完成までに時間(約二週間)が掛かるからです。したがって当店の商品はほぼ受注生産のため、他店で見ることはまず無いでしょう。是非ご来店いただき、お客様の満足できる硯をご提案ください。必ずご期待に沿える一点を製作いたします。

店主からのひとこと

展覧会出品作品の陳列棚 蓋付硯(松・竹・梅) 25,000円(三五寸)~38,000円(四六寸) 商品陳列棚

当店では一点一点丹精をこめ、お客様にお届けしております。ですから硯の裏には、製作者である玉峯または陽一の名前を彫りこみます。これは「製作者それぞれが全責任を持つ」ということですから、ご購入いただいた硯に関してのトラブルにも、責任を持って対応いたします。例えば、墨下りが悪くなった場合の鋒鋩立て直しや漆が剥げた場合の仕上げ直し、縁が欠けた場合の補修など、快くお引き受けいたしますので、ご相談ください。

手彫りの工程

硯作りは自分の体に合ったノミの製作から始まります。

硯彫りの仕事をするためには、まず自分の体に合わせたノミを製作しますから、他人の道具を使用することはありません。硯彫りは、肩から脇の間で納まりの良い部分にノミの柄を当て、押しながら彫っていきます。機械化できない理由は、堆積岩である赤間石は熱による乾燥に弱いためです。ですから良い赤間硯職人とは「短時間に上手に彫れる人」となります。硯彫りは墨堂と墨海、裏彫りだけではなく、円硯の場合などは側面も削ります。

磨きの工程

磨きの工程

まずノミで彫った跡を砥石で落とし、その後、美しい漆仕上げができるように、耐水ペーパーは600番まで磨きます。そして、磨きの最後に採石場近くから採石される泥砥石で墨堂を磨きます。砥石などで磨くと、硯石にむらなく含まれる石英や長石、鉄分も削ってしまいますから、それらを露出させるために泥研磨します。これにより泥どうしは研磨しあい、それより硬い物質が残ることで、固形墨を磨り下ろす事ができます。

仕上げの工程

漆で仕上げを行っております。

硯の仕上げは漆で行います。ただし、墨堂と墨海には漆を掛けません。硯ですから当然固形墨を磨り、そのための水分の出入りが墨堂と墨海ではあります。これが一定の場所で続けられると、硯石は早く風化して磨れなくなってしまいますから、呼吸ができる塗料の漆を使い、硯全体で水分を抜くことで、風化を遅らせるのです。また当店独自の色粉を刷毛で擦りつけて定着させることで、他店以上の美しい仕上がりになっています。

工房

工房

工房と表記すると恥ずかしいですが、当店の工房です。お客様に「入りにくい」とよく言われますが、お気軽に見学してください。四月中頃には「虎の尾」という品種の桜を眺めながら、製作しています。

商品について

野面硯 4,000円(二四寸)~30,000円(五七寸)

写真は赤間硯の伝統形式の硯です。円硯は8,000円(三寸)~20,000円(五寸)、長方硯は4,500円(二四寸)~30,000円(四五七寸)です。彫刻硯の価格はおたずねください。商品陳列棚には、定番のものだけではなく、思いつきの一点ものが並んでいることもあります。また、文鎮や書鎮、筆置き、朱肉入れ、香合などのオリジナル商品はありますが、常に展示しているとは限りませんので、ご了承ください。ご予算に応じての製作もいたしますので、ご相談ください。

日枝玉峯堂の作品

小町硯 携帯用の小硯です。5,000円 二寸×二寸五分

公募展受賞作品や入選作品、二代目 玉峯の作品を常時30点ほど展示しています。非売品もありますので、価格はおたずねください。

かくまる(大) 塗箱入りです。18,000円 三寸六分角
残月硯 塗箱入りです。18,000円 三寸五分×三寸
楕円硯(小) 塗箱入りです。14,000円 三寸五分×三寸
平成15年 日本伝統工芸展 受賞作品「長方硯」 日枝 玉峯 作
平成19年 伝統工芸新作展 受賞作品「長方硯」 日枝 陽一 作
四月中頃には「虎の尾」という品種の桜を眺めながら、製作しています。
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