くまもとじょう
熊本城
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熊本城は日本三名城のひとつで、今から400年前の戦国時代に7年の歳月をかけて築城された天下の名城です。その構えは豪壮雄大で、城域は約98ヘクタール、周囲約5.3㎞と広く、当時は大小天守閣をはじめ、櫓(やぐら)49ヶ所、櫓門(やぐらもん)18ヶ所、その他城門29ヶ所を数え、実戦を想定した巨大要塞でした。熊本城の最大の特徴は自然の地形を利用した石垣で敵に対する備を考えた「武者返し」と言われています。上部に向かってのびていく曲線の美しさ「清正流石垣(きよまさりゅういしがき)」と呼ばれるほどです。
江戸時代から加藤家2代、細川家11代の居城として続いていましたが明治10(1877)年の西南の役では薩摩の大軍を迎えて、50余日のろう城に耐えたことで難攻不落の名城としての真価を多いに発揮しました。
しかし、薩摩軍の総攻撃の3日前に天守閣廊下付近から出火し、天守閣と本丸一体が全焼しました。原因は台所からの「失火」説、薩摩軍による「放火」説、城主自ら火をつけたとする「自火」説があり、時代遅れの天守閣を焼き、丘に籠城を覚悟させるために兵に命じて火をつけた「自火」説が現在では有力とされています。その時、宇土櫓(うとやぐら)はじめ、13棟を残すのみとなり、天守閣など主要な建物が焼失されてしまったため、天守閣は昭和35(1960)年に再建され、昔の姿を復元する工事が行われています。平成20(2008)年4月には本丸御殿大広間が一般公開されます。







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