さかいうちはもの
堺打刃物
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「堺打刃物」と呼ばれる包丁は、大阪府堺市を産地とし、切れ味の良さから全国の料理人の包丁は90%以上が堺打刃物と言われるくらい、圧倒的な支持を得ています。
堺打刃物は今も600年の伝統が脈々と受継がれています。天文12年(1543年)、ポルトガル人によって鉄砲、たばこがもたらされました。16世紀の後半には、たばこの葉を刻む「たばこ包丁」が堺で作られるようになり、徳川幕府は堺に「極印」という品質証明の印を与え、専売を許可したことで、堺刃物の切れ味と名声は全国各地へと広がりました。江戸時代中期には、出刃包丁が出現し、その後用途に応じた様々な種類の包丁が作られるようになりました。
堺打刃物は、地金と刃金を鍛接して作られています。地金になる鉄は非常に軟らかい鋼で、刃先になる刃物鋼は、炭素がたくさん含まれた鋼で、焼入れをして硬い刃先となります。このように硬い刃先と軟らかい地金とが接合して鍛造されるので、折れず曲がらず、切れ味の良い研ぎすまされた刃先ができあがるのです。




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