じんじゃ

神社

鳥居

神社とは日本の様々な神々が祀ってあるところであり、神社ごとにどんな神様を祭神としているかは異なります。また、その神の持っていると言い伝えれている能力によって、「縁結びの神社」とか「五穀豊穣の神社」など、それぞれの神社の特色が決まってきます。その神社ですが総じてうっそうとした木々に囲まれていることが多く、その木も樫の木や椎の木、楠といった常緑樹が多く、一年中青々としている様は、より一層厳粛な雰囲気を作り出しています。

このように俗世とはかけ離れた印象を与える神社ですが、日本において神道が盛んであったころには一般の人たちにとって、とても身近な存在でした。神社では季節や年齢の節目に神社に行ったり、何か困ったことがあるとお参りに行ったり、神社周辺に住んでいる人々にとっては、皆が集まるコミュニティの中心的役割を果たしていたといえるでしょう。現在でも神社に行くという慣習が「初詣」や「七五三」「盆踊り」などわずかですが残っています。また神社における“しきたり”や“おみくじ”などは長い年月の間も捨てられることなく、自然と親から子へと受け継がれてきた行為でもあります。

また神社の名称を見ると気づくと思いますが、神社はいくつかのグループに分かれています。よく知られているのは「稲荷神社(いなりじんじゃ)」(~稲荷)・「天神社(てんじんじゃ)」(~天神)・「八幡宮(はちまんぐう)」(~八幡宮)などです。これらは同じ神様、もしくは同じ系譜の神様を祀っていて、それぞれ総本社と呼ばれる系列の頂点に立つ神社があり、そこからピラミッド構造を作っています。これら以外にも様々な名前の神社が日本全国にあり、その神社の総合計数は八万社を超えているのです。この数字を見ても以前神道がいかに受け入れられていたかということが伺い知れます。

ところで神社の起源を辿ると、はるか古代にさかのぼるため明確にはわかっておりません。その後中世に入ると、貴族や有力な武士の手によって建立されるようになり、さらに近世にはいると神社の存在が政治的な面での影響力も持ち始め、国や各地域の権力者が建立することが多くなりました。そのような建立の経緯や時代背景を紐解きながら神社を訪れることも楽しみ方の一つでしょう。

また神社には時にミステリアスな言い伝えを持っていることがあります。それが神話に基づくようなものから、怪談のような人々を怖がらせるような話まで様々です。このような言い伝えを頭に入れた上で、その場所に行って実際に見てみると、より感慨深いものとなるに違いありません。

獅子「阿形(あぎょう)」

鳥居

神社の参道入り口などに立てる門で、人間が住む俗界から神域への入り口を示しています。鳥居は神社の象徴と考えられており、神社を示す地図記号にも用いられています。語源は、神のつかいとして繁栄をもたらす鶏が止まるところという意味の「鶏居」であるとする説や、「とおりいる(通り入る)」という発音から転じたとする説などがあり、明らかではありません。

獅子狛犬

「獅子(しし)」と「狛犬(こまいぬ)」で一対をなし、神社の入口の両脇、あるいは本殿の正面左右などに置かれる神獣で、獅子の口は開いて「阿」を、狛犬の口は閉じて「吽」を発声しているとされています。

手水舎

手水鉢には水がたたえられ、ひしゃくが置かれています。参拝する前にここで手を清めて口をすすぎます。

御神体

古くは山や海、岩や木など自然物でしたが、やがて鏡、剣、玉などが置かれ、9世紀ごろから神像が作られ御神体としてまつられるようになりました。

神木のひとつで神域に植えたり神事に用いられたりする木です。

神輿

神や氏子の土地やお旅所などにわたっていくときに乗る乗り物です。大勢の人たちが力を合わせて担ぐことにより、人と神が一体となります。

注連縄(しめなわ)

縄に紙垂(しで)をつけたもので、神社の周りや御神体を囲います。鳥居と同様、神域と外界とを隔てる役割があります。正月に家の玄関などに飾る注連飾りも注連縄に由来します。

狛犬「吽形(うんぎょう)」
注連縄(しめなわ)
神輿
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