たこ

遊び | 一月 | 楽しむ

日本の凧は、空中での安定を図るために凧に尾を付けます。これが海にいる蛸や烏賊に似ていることから、日本の東地区では「タコ」、西地区では「イカ」または「イカノボリ」と呼ぶこともあります。

日本の伝統的な和凧は、竹の骨組みに和紙を張ったものです。形も色々あって、長方形のものから、六角形、立体的な形、小型のものを複数連ねた連凧、鳥や蝉、奴さんの形をしたものまで色々あります。また縦横10mを超える大凧があります。これ以外にも空中でお互いの凧同士で戦って、相手の凧を落としたり、揚げている糸を切ったりする凧合戦、喧嘩(けんか)凧というものもあります。また、ある地方(例えば浜松市)では、男子の誕生を祝って大きな凧を皆で揚げる風習の残っているところもあります。

世界的にみて凧の歴史は古く、紀元前からあったようです。更に凧は世界中にそれぞれの国の文化、個性を反映した様々な種類の凧が見られます。

日本では、江戸時代までは一部の貴族や武士の間で遊ばれていましたが、広まったのは人々の暮らしが落ち着いてきた江戸時代です。この頃になると、一般の市民の大人から子どもまで広まりました。その後、明治、大正、昭和と時代が進むにつれて、電線や建物などにより次第に凧を揚げることができる場所がなくなり、凧を揚げることが少なくなりました。今でもお正月には近くの広場で凧を揚げている光景はみられますが、昔と比べると少なくなっています。このような背景から全国各地で日本の伝統文化の一つである凧を残そうとしている人たちや運動が見られます。一つは「凧の博物館」に過去の凧を展示して、二つには「凧揚げ大会」のような催しものとして、三つ目は各地域での保存会が結成され凧の伝統文化を守っているものです。

浜松まつり
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