うちわ

団扇

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団扇(うちわ)とは竹でつくった放射線状の骨組に紙を貼って作られる、簡易冷房ツールです。使い方は簡単であり、片手にもって上下、または左右に振って風を起こし、涼をとるものです。

もともとは中国より伝わったものですが、うちわの歴史はかなり古く、エジプトの壁画にも書かれています。用い方も従者に大きいうちわを持たせ、仰がせて涼をとると同時に自分の権威を示すものとして、あるいは中国の貴婦人が自分の顔をかくしたり、ファションツールとしたり、南国では日陰用になど色々見られます。

日本では、独特の竹細工の技術や和紙の技術により、色々なうちわが生まれました。

うちわの種類

1. 絵うちわ

うちわの紙を貼った面に、絵が描かれたもので江戸時代は浮世絵風の絵柄がこのまれました。

2. 岐阜うちわ

岐阜県でつくられもので、漆を塗った丈夫な「漆うちわ」と薄い紙にニスを塗って透明にした「水うちわ」があります。

3. 京うちわ

別名、「都うちわ」。面の部分の紙の中に柄や絵を挿みこんでしまうやり方でつくられ、宮中でも利用された大変優美なうちわです。

4. 渋うちわ

別名、「柿うちわ」。面に柿渋を塗って、丈夫で耐水性があり強い風を起こすのに適しており、昭和のころまでは一般家庭の台所や今でもうなぎ屋、やきとり屋さんで炭火を使っての料理で使われています。

5. 羽うちわ

面が鳥の羽でつくられたもの。中には孔雀の羽を用いた華やかなものがあります。

今日では、プラスチック製品が安価で、大量に作られ面に色々な情報を印刷して、プロモーションツールとして、利用されることが多く見られます。

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