おがわはたてん
小川ハタ店
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「ハタ」という言葉は、長崎では凧(たこ)のことを指します。風頭山山頂付近に今も長崎の伝統品であるハタづくり続けている人が「小川ハタ店」店主小川暁博さんです。店内に入ると天井から壁まで、到る所が小川さんが製作したハタで埋まっています。その形、色・絵柄とも様々で、その数は優に100を超えます。その鮮やかな色とりどりのハタを見ているだけでも十分楽しめますが、やはり凧は空にあがるもの。その性能も折り紙つきです。ハタ作りで最も大切なのは竹で組むその骨組とのこと。小川さんはハタに適した竹を見つけるために、自ら山を散策するとのことです。「ぴーんとまっすぐ天に向かって伸びていて、割ったときも歯切れよくまっすぐ割け、それでいて跳ね返って飛ぶほどの弾力がある竹と出会った時は最高の気分になります」と小川さんは語ってくれました。その竹を削り、左右対称にバランスよく組むことがとても難しく、経験と勘を要するとのことです。その骨組に様々な色の和紙を貼り合わせていきハタは作られます。
「子供も大人も凧を上げている様子が見られるのはその国が平和であることの証です。私は世界の国の人々に凧を上げてもらいたい。そうなれば世界は平和ということでしょう。」
そう笑顔で語る小川さん。小川さん自身も積極的に海外に行きハタ作りから上げる楽しさを子供たちに教える活動をしています。現在長崎において専業でハタ作りを営む最後の一人となってしまっている小川さん。長崎の伝統文化を守り続けるという思いと平和への願いを乗せて作られたハタの数々を、小川ハタ店に足を運びぜひご覧ください。









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