ななおぶつだん
七尾仏壇
仏壇・仏具 | 石川県 | 知る ◢
石川県七尾市では仏壇・仏具、みこしがつくられており、七尾仏壇として国の伝統的工芸品に指定されています。七尾が日本でも有数の仏壇の産地となったことには、二つの背景があります。まずひとつめは能登には、勢力を持つ寺院が点在しており、信仰心の厚い土地柄であったことに加え、1471年の蓮如上人により浄土真宗が能登一円に普及したことです。もうひとつは能登地方が昔から祭りが盛んな土地柄だったために、祭りの象徴である神輿などは七尾で造られていました。このような背景から漆や彫刻、飾り金具といった神輿をつくる技法を持った、塗師・木地師・金具師・彫刻師など地元石川の工芸職人が神社仏閣の建造や仏壇彫刻にかかわったことが、豪華絢爛な七尾仏壇の基礎になったと言われています。また、豪華さのほか、堅牢な造りも七尾仏壇の特徴です。交通の便が悪い能登の山道を運ぶため、完成した仏壇は運搬に耐える頑丈な造りが七尾仏壇の必須条件だったのです。
石川県の仏壇は浄土真宗の信仰が盛んな土地柄であったことも手伝って、仏壇を大型化させる風潮があり、代々200代クラスの大型のものが主流でした。しかし、現代とともに住宅事情も変わり、それに合わせて最近では小さな仏壇もつくられるようになりました。








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