ゆかた

浴衣

衣服 | 夏 | 身につける

浴衣

日本の夏を象徴するひとつである浴衣(ゆかた)ですが、歴史的には当初は入浴時の服装として用いられ、そしてそれが湯上りの暑さを緩和し汗を吸い取る涼しい服装として、さらに時が過ぎた今では、夏のイベントやお祭りに着ていくファッションの一つとして着用されるようになりました。またホテルや日本旅館などでは、パジャマの代わりとして人数分用意してくれるところが多く見られます。このようなことから、現在では夏の特別な日に着るか、もしくは宿泊施設で寝る時に着るくらいが普通ですので、普段街を歩いていて浴衣姿の人に会うことは稀です。ただし有名な温泉地などに行くと、そこに宿泊している人がちょっと外出するときに私服に着替えるのではなく、浴衣を着ている人を多く見かけることができます。また、本格的な日本料亭や旅館などでは従業員は着物を着て接客しますが、カジュアルな和食のレストランなどでは店員のユニフォームとして浴衣を着ていることもあります。

浴衣ファッションを楽しむ

現在は浴衣を特別なファッションとして楽しめるように様々な模様を施した浴衣や帯、アクセサリーを夏の時期のデパートなどで購入することができます。しかし基本的にファッションとして浴衣を楽しむのは女性が圧倒的に多いため、男性用はオーソドックスなものが多く品数もあまりありません。もし色々なものを見たい時には浴衣専門店に行くとよいでしょう。

浴衣の素材や柄

本来は木綿を素材として使われていたのですが、最近のファッション性重視の浴衣は、着心地や手入れを考えて、様々な素材で作られています。色も従来は濃い青に様々な日本的模様が入ったものがほとんどでしたが、特にこの色でないといけないということはありませんので、今では鮮やかな色遣いの浴衣や模様も様々なものがあります。

帯(おび)は、浴衣を着るときに使うベルトのようなものです。寝るときに着る浴衣用の帯は、非常に簡単なもので、布でできた太めのひもを前で結ぶだけです。それに対して、夏に外に出かけるときに着る浴衣に使う帯は、浴衣そのものと同じくらい華やかさを演出してくれる大事な道具です。それゆえ生地の種類や柄、色が豊富で、結び方もさまざまで、流行もあります。また帯がきれいに結べないとみっともなく見えてしまうのも事実です。練習すれば初心者でも難しくありませんが、どうしてもうまく結べない場合は、背中に飾りをのせるだけの便利な帯もありますので、役に立つかもしれません。

夏の夜店

履物

下駄(げた)という木でできた履物を着用することが一般的です。歩く時に鳴る音が何ともいえず情緒的で日本の夏を感じさせてくれます。これも特に形・色の決まりはありませんので、浴衣に合わせて選ぶといいでしょう。

髪型

長髪の女性の場合、髪をそのまま垂らしているより髪を頭部でまとめることで、首やうなじを見せると美しいとされています。

アクセサリー

巾着と言われる日本の伝統的な布で作った袋を手提げ袋代わりに持つのが一般的です。これも柄や大きさにバリエーションがあるので浴衣に合わせて選びましょう。また、浴衣は近所を歩くための簡易な服装であったり、パジャマ代わりに着るものという概念がありますので、あまり派手なアクセサリーは着けずシンプルに着るのが一般的です。

Copyright © 2007-2008 Wanoa Inc. All Rights Reserved.
(ワノア)は株式会社わのあの登録商標です。【登録第5115867号】