大分県

1-1件目 / 1

別府竹細工

もの、こと | 大分県 | 北海道 | 参加する

別府竹細工は、日本有数の温泉地として名高い別府で作られる竹細工で、茶器、花器、盛籠、オシボリ入れ、銘々皿、マガジンラック、インテリア用品など、生活用具から芸術作品にいたるまで、主に地元大分県産の良質の「真竹」を用いて作られています。編みの技法は、「四つ目編み」「六つ目編み」「八つ目編み」「網代(あじろ)編み」「ござ目編み」「縄目(なわめ)編み」「菊底(きくぞこ)編み」「輪弧(りんこ)編み」などが基本となっており、さらにこれらの組み合わせで400種以上のパターンがあると言われています。また、塗装を施さない白竹や青竹製品と漆で仕上げる「漆塗り仕上げ」や「錆付け仕上げ」などがあります。別府の竹細工の歴史は日本書紀にもその記述が残っているほど古く、室町時代に行商用の籠を作って売り出したのが始まりとされています。江戸時代に、別府温泉が温泉地として発展してくると、温泉の客が滞在中に使う台所用品が作られるようになりました。そこから、これらの竹製品が別府温泉のおみやげとして人気を博し、別府周辺の地場産業となるまでに発展しました。明治後期に別府工業徒弟学校竹籃科が設立されると、他県からも多くの技術者が移住し、多くのすぐれた作家や技術者が出て、現在の別府竹細工の基礎が築かれました。こうして、明治・大正・昭和と別府温泉の隆盛とともに、竹細工も黄金期を迎え、職人たちは切磋琢磨し、技術を競い合い、優れた細工師が輩出されました。現在も別府では、大分県竹訓練支援センター竹芸科で、竹工芸の専門技術を学ぶことができます。

Copyright © 2007-2008 Wanoa Inc. All Rights Reserved.
(ワノア)は株式会社わのあの登録商標です。【登録第5115867号】