九州

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伝統工芸品

三川内焼

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長崎県佐世保市三川内町で400年の歴史を誇る伝統工芸品「三川内焼」。その始まりは安土桃山時代に時の将軍豊臣秀吉の朝鮮出兵においてすぐれた陶工を日本に連れて帰り、日本で窯を開かせたのが始まりとされています。 三川内焼の特徴の一つにその透き通るまでの白さがありますが当初は良い材料が平戸島内で見つからず、様々な場所を回り探し求め、それら陶工たちが最後に行き着いた場所が三川内だったとのことです。1670年代に当時は砥石として天草より移入されていた白い石を発見し、試し焼きしたところ、優秀な陶石であることがわかり、その後、天草陶石と網代陶石の調合によって、純白の白磁を完成させるに至り現在の三川内焼の根源たる基礎を築き上げることになります。

伝統工芸品 スペシャル

三川内焼美術館

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三河内駅から国道に沿って歩いて行くと見える大きな建物が「三川内陶磁器工業協同組合」が運営する三川内焼美術館です。ここには、三川内焼400年の歴史を振り返りながら節目に製作された様々な作品を鑑賞できるうえ、現在三川内に窯を開いている名工たちの作品が、その窯ごとに展示されていて、それぞれの特色をとてもよく理解できるような展示となっています。ここに展示されている作品の数は常設で150点、それ以外にもたくさんの作品を所有しておりその数は総勢800点にも及びます。また展示以外でも、手軽に三川内焼を購入できる売店コーナーも併設しています。ここで三川内焼の歴史を勉強し、名工たちの作品を見ながら自分の感性に合った窯を訪れてみてもいいのではないでしょうか。なお展示してある作品のうち、ひときわ目を引く直径1mにも及ぶ大皿は、三川内の窯元が共同で140日の製作日数をかけて作られた力作です。ぜひご覧ください。

伝統工芸品 スペシャル

玉泉窯

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三河内駅を降りると目の前に見える歴史を感じさせる建物が「玉泉窯」のショールームです。中には数百に及ぶ作品が所狭しと並んでいます。そのなかでも玉泉窯が最も得意とする作品が飾香炉や吊香炉です。これは400年の歴史の中、代々伝えられた透し彫りの技術を今も伝え続ける、国内随一の透し彫りの名手『福本正則』さんの手によるものです。完成まで数年の歳月を必要とする飾り香炉や五重の塔を模した香炉。これらの香炉内に火が灯り、その光がやわらかく外にあふれ出てくる様子は神々しささえ感じさせてくれます。 ショールームの奥には大きな工房があります。そこでは、現在では三川内焼の製造方法で分業化が進む中、最初から最後まで自分たちの手作りにこだわる人々の姿があります。土づくりからはじまり成形・素焼・絵付け・だみ付・本焼きに至るまで、手作りの温かさと作り手のこだわりが生み出した、実用品とはいえ芸術の域に達するほどの作品の数々を玉泉窯でぜひご堪能ください。

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